注意点
2008年03月26日
健康食品の注意
健康食品の中には血糖値を下げる、とうたっている商品がたくさんあります。
糖尿病の方は、そういった商品に関心があるでしょう。
しかし、すでに医師の診察を受け、薬を処方してもらっている場合、
血糖値を下げる薬も飲んでいるので、こういった健康食品を利用すると低血糖になる恐れがあるのです。安易に宣伝に乗らず、健康食品を利用したいときは必ず医師と相談して利用しましょう。
また、薬を処方されていない場合でも、血糖値を下げる食品を大量に飲食しないでください。
複数の健康食品を利用していると思わぬ健康被害にあう危険性もあります。
血糖が正常値の人が血糖値を下げる商品を利用するのもやめましょう。
健康食品は医薬品ではないので、病気を治すものではないのです。
何よりも、その健康食品は安全かどうかわかりません。
個人輸入やインターネットで違法な成分が含まれている商品を購入して健康被害にあうことも聞きます。
健康食品に頼る食事ではなく、3食規則正しく栄養バランスに気をつけた食事と適度な運動が糖尿病の方には一番大切なことです。
中食
最近は中食(なかしょく)という言葉が使われます。
中食とは、惣菜や弁当、冷凍食品など加工食品を購入し、自宅で食べることを言います。
ライフスタイルの変化に伴い、共働きなど忙しい家庭では、惣菜や弁当は作る手間がいらず役立ちます。
しかし、糖尿病者にとっては、市販の惣菜や弁当は揚げ物が多いなどカロリーが多いため、利用には注意しなくてはいけません。
衣の厚い加工食品は手作り品よりも、衣が油を吸いやすくカロリーが多いのです。
また、その場で作り、並べて好きな量をとる包装のない惣菜には、原材料やカロリーの明記は必要ないのです。
容器包装されている加工品には、原材料の他、カロリー表示も明記されています。
全体のカロリーや、グラム数に対するカロリー、1個単位のカロリーなど表示は様々なので、必要なカロリーを計算できるように心がけておきましょう。
見かけは少なくても高カロリーのものがあるので注意してください。
特に、チョコレートなどお菓子は少量でも高カロリーです。
糖尿病では、食事の栄養バランスを考えると同時に血糖値を上げないよう、食材だけでなく加工食品に対してもカロリーに対して気をつけなくてはいけません。
糖尿病であっても調理の手を抜きたいときはあります。
そういった時には便利な加工食品ですが、食事に利用する際には注意を怠らないようにしましょう。
タバコとお酒
糖尿病になった人にはたばこやアルコールをやめるよう、指示があります。
たばこやアルコールは糖尿病にどんな影響があるかご存知ですか。
たばこの糖尿病への影響は、糖尿病に限らず肺がんなど様々な病気の発症率を上げる原因なのです。
糖尿病の高血糖が続くと血管障害が起こりますが、
喫煙はその血管障害を加速する作用があります。
血液ドロドロ状態になっているのに、それに追い討ちをかけることになります。
たばこは吸っている本人だけでなく、家族にも影響を及ぼし、
本人や家族の体を守るためにも糖尿病の人には禁煙をすすめます。
禁煙によって口寂しくなって太る人もいますが、食事療法や運動療法によって血糖値や体重を管理できるようにしていきましょう。
アルコールの糖尿病への影響のひとつが、低血糖です。
糖尿病の薬を飲んでいたりインスリン注射を使用している場合、アルコールを飲むと薬やインスリンの血糖を下げる作用が長引きます。
また、アルコールを飲むときのおつまみは塩分が多いので、食べ過ぎると高血圧を起こします。
おつまみの食べすぎ自体、カロリーの取りすぎにつながるので糖尿病にはよくないのです。
長年の喫煙や飲酒の習慣を変えるのは難しいでしょう。
しかし、自分や家族の体や生活を守ることは、とても大切です。
糖尿病である、ないに関わらず、しっかりと栄養バランスのとれた食事を取り、毎日を健康に過ごすことは大切なことです。
2008年03月26日
カテゴリー:c.治療法
