食事での治療2
2008年03月26日
宅配の糖尿病食
糖尿病の血糖コントロールで大切なのは食事療法ですが、献立を考え作り続けるのは大変です。
現在、様々な業者による宅配の糖尿病食があるのをご存知ですか?
食事を作る手間が省ける利点に、カロリー計算・栄養バランスが糖尿病患者のためにしっかり考えられているので、その料理の種類・量・味付けなどが実際に目や舌で理解できる、という長所もあります。
糖尿病の方だけでなく、家族の人も糖尿病食がどんなものかを理解できます。
1食だけ、1日分など、多用な注文ができ、
食事を作らねばならない、というストレスも解消されるので、選択肢の1つとして考えてみるのもいいかもしれません。
薄味で
糖尿病や高血圧など、カロリーや塩分を控えた食事には物足りなさがあります。
しかし、薄味に慣れて素材の味を楽しめるようになれば、食事も楽しく健康になります。
美味しい薄味の料理を楽しむにはどうすればよいのかを考えましょう。
料理に醤油をかけるのが習慣になっている人は、かける前に一口食べてから考えてみましょう。
慣れると醤油なし、もしくは少量の醤油で食べられるのです。
他の調味料も適量を考えて食べてみましょう。
料理の上に調味料をかけるのではなく、小皿に調味料を入れて、それに料理を少しつけて食べると調味料の量が減らせるのです。
味噌汁は具だくさんにすると、野菜がたくさん取れて、飲む汁が少なくなるので塩分も控えめになります。
ハーブなど香辛料を用い、調味料を少なく風味よく調理するのもいいでしょう。
レモンなど柑橘類を利用もいいかもしれません。
揚げ物や脂肪の多い肉や魚を控え、蒸す、煮るなどの料理方法の利用や、脂質の少ない赤味の肉を使う工夫をすること、普段から薄味の料理を作ることは、お子さんのいる家庭ですと、幼い頃から薄味に慣れさせ、健康も守ることにつながるのです。
素材の味を楽しみ、糖尿病を進行しないよう気をつけて生活を楽しみましょう。
食物繊維をしっかりと
糖尿病の人は食事で食物繊維を多くとるように言われますが、なぜだかわかりますか?
食物繊維は胃の中に留まっている時間が長く、そのために消化吸収に時間がかかり、
食事による血糖の急激な上昇が少なくなります。
血糖値の変動の幅が小さくなり、糖尿病に効果があります。
食物繊維はコレステロール値を下げる役割があるので、心臓疾患に効果があります。
食物繊維を多く含む食品はカロリーが少ないため、食事のカロリーの取りすぎ防止になります。
また、食物繊維は腸内で脂肪を吸収するため、脂肪の取りすぎも防げ、
便秘に効果があります。
腸内環境を良くして、大腸がんになるリスクも減らしてくれます。
食物繊維をしっかりとることは糖尿病防止だけにとどまらず、様々な病気の抑制になります。
食物繊維とは、人の消化酵素で分解されない性質のものを指す総称で、豆やイモ類、穀類や野菜、海藻などに含まれています。
食物繊維の多い食事は、よく噛まないといけないものが多く、そのため少量の食事で満腹感を得られるようになります。
このように、食物繊維には長所がたくさんあります。
もちろん取りすぎると栄養が行き渡らなくなるという弊害もありますが、現代の日本人は食物繊維不足なのです。
通常の食事をきちんと取っている限りは、大人の場合心配はありませんので、
栄養バランスに気をつけ、食物繊維をしっかり取り、糖尿病の進行・防止に努めましょう。
2008年03月26日
カテゴリー:c.治療法
