妊娠からの糖尿病
2008年03月26日
妊娠糖尿病
糖尿病でなかった人が妊娠により血糖値が高くなった症状をいいます。
血糖値が高いと巨大児(4000g以上)になったり、難産になったり、出産後本当の糖尿病になるリスクが高くなります。
妊娠すると胎盤から出るホルモンによってインスリンの作用が弱まり、妊娠中は普段よりも多くの量のインスリンが必要とされますが、その量が足りないと糖尿病を発症することがあるのです。
妊娠糖尿病の一番大きな原因は、糖分の取りすぎです。
お菓子や果物を食べ過ぎないよう気をつけ、
食事のバランスを考えて糖分を取りすぎないよう気をつけましょう。
つわりが終わってから食欲が出るようになりますが、食べすぎないよう気をつけましょう。
ファストフードや加工食品は避けましょう。
運動も血糖値を下げるのに大切です。
散歩やマタニティスイミングなど、妊婦さんに合った運動があります。
無理をせず続けられる運動で体調を管理しましょう。
食事と運動に気をつけて過ごして、お母さんにも赤ちゃんにも良い状態にしてあげましょう。
またストレスを溜めないよう、心がけてください。
また、妊娠前から糖尿病にかかっていて気づいていなかったという可能性もあります。妊娠前にきちんと糖尿病の検査を受けることも大切です。
糖尿病合併妊娠
糖尿病の女性が妊娠した場合、糖尿病合併妊娠となります。
糖尿病合併妊娠のリスク
糖尿病性ケトアシドーシス(高血糖のため、全身嫌悪感、激しい腹痛やこん睡状態に陥ることがある症状。)
妊娠高血圧、
早産
羊水過多症(羊水過多症とは、羊水が多くなってしまい母体に影響を及ぼす状態。)
などがあります。
羊水過多症になると子宮が膨らみ、下半身にむくみや痛みが出たり、呼吸が苦しくなります。
また、分娩時に赤ちゃんが巨大児であれば、帝王切開率が高くなり、産道裂傷などのリスクも高くなります。
妊娠初期に高血糖であると赤ちゃんも高血糖になり先天奇形になる危険があります。
赤ちゃんが巨大児や、逆に低出生体重児になる危険もあります。
出産後は、赤ちゃんが低血糖などになりやすいので、充分に経過を見守らなければなりません。
そのため、糖尿病の女性は妊娠前には血糖値をコントロールして、
糖尿病性網膜症や腎症などにもかかっていないか調べましょう。
かかっている場合にはきちんと治療し、妊娠してよい状態にしておきましょう。
食事療法は妊娠中であっても、血糖値のコントロールの基本です。
お母さんとおなかの赤ちゃんのためにも規則正しく栄養バランスの取れた食事をしましょう。
また、産後、赤ちゃんへの母乳育児はできます。
インスリンは母乳から赤ちゃんへは移動しないのです。
母乳を与える場合、お母さんはエネルギーを消費するので低血糖になりやすくなり、
産後は忙しいので、食事が不規則になったり、寝不足などで血糖コントロールがおろそかになります。
しかし、赤ちゃん、そしてお母さんの体を守るためにも、生活習慣を乱さずに過ごしてください。
2008年03月26日
カテゴリー:b.糖尿病の種類
