介護保険
2008年03月26日
介護保険
介護保険は、糖尿病が悪化したり、合併症などを併発し、自分だけの力で動けなかったり、動けても自由が利かないなどの場合に利用できる選択肢のひとつです。
介護保険は40歳から介護保険料を支払います。
65歳以上は第一号被保険者、40歳?64歳は第二号被保険者で、一般に介護保険のサービスを受けられるのは65歳以上の第一号被保険者です。
しかし、第二号被保険者であっても、特定15疾病の場合はサービスを受けられます。
糖尿病の場合は、糖尿病性腎症、糖尿病性網膜症、糖尿病性精神障害が特定疾病にあたり、
この他、脳血管疾患(脳梗塞など)も特定疾病にあたります。
介護保険のサービス
食事や買い物などの家事を援助や身体介護をしてくれるヘルパーの派遣
病院への送迎サービス
デイサービスなど自宅以外で食事や入浴をさせてくれるサービス
看護師が定期的に来て、血圧を測ったり生活のアドバイスをしてくれるサービス
などあります。
介護サービスを受けるのは、まず介護度の認定が必要で、介護度の重さによって受けられるサービスや1割負担の上限金額が変わります。
また、介護保険だけでなく、ボランティアのサービスもうまく利用しましょう。
介護保険の申し込みは自治体の介護福祉課や地域包括支援センターなどが窓口となります。
もし、介護が必要となった場合はどうするか、考えたくないことかもしれませんが、
きちんと知っておけば、もしもの時に慌てません。
また、自分が利用しなくても、他の人にもアドバイスもできます。
そのうえで病気にならない、進行させないよう、規則正しい生活習慣を忘れず過ごしましょう。
2008年03月26日
カテゴリー:e.その他
糖尿病の日
2008年03月26日
2006年、国連は国連総会義で
「糖尿病の全世界的脅威を認知する決議」を可決し、
同時に11月14日を世界糖尿病デーと決定しました。
11月14日はインスリンをの発見者、フレデリック・バンティングの誕生日だからです。
11月14日には世界各地での糖尿病の予防・治療・療養の啓発運動が推進され、国連や主要国で様々なイベントがあります。
糖尿病は、世界の成人人口の約56%の病気となり、
日本では、糖尿病が原因で亡くなる人が年間約1万人に対して、治療を受けている人は糖尿病が疑われる人、糖尿病予備軍の約15%の約212万人です。
世界のどこかで10秒に1人が糖尿病の合併症で亡くなります。
糖尿病の進行は発展途上国で多く見られ、
食生活が変化し食事で脂肪を取りすぎていたり、治療設備が整っていないために糖尿病が急増しているのが実態です。
糖尿病は豊かな国の病気だと思われますが、実際は経済的に恵まれない層に多く、治療費が払えず、高額なインスリンなど治療を満足に受けられないで合併症に苦しんでいる状況なのです。
世界の人が糖尿病について知ることは大切であり、糖尿病を予防し、治療や合併症を防ぐよう、全世界で行動が求められます。
栄養バランスのとれた食事をとり、きちんとした治療をするという知識が、世界の健康を維持するのに必要な時代です。
2008年03月26日
カテゴリー:e.その他
糖尿病をさけるためには
2008年03月26日
特定検診・保健指導
平成20年4月から、40歳?74歳までのすべての健康保険加入者・被扶養者に対して、メタボリックシンドローム(内蔵脂肪型肥満)予防のための新しい健診と保健指導が行われます。
健診の目的が、これまでの病気の早期発見・早期治療から、糖尿病など病気になる前の予防へと変わりました。
メタボリックシンドロームの該当者やそのや予備軍の減少を目的とし、、保健指導を必要とする人を見つけるための健診項目が導入されるようです。
新しく始まる健診では、内臓脂肪の状態を知るために腹囲(へそ周り)の計測をします。
厚生労働省の国民栄養・健康調査によると40歳?74歳の男性の2人に1人、女性の5人に1人はメタボリックシンドロームが強く疑われる、または予備軍であるとわかりました。
メタボリックシンドロームとは内臓脂肪の蓄積から高血糖・高血圧・脂質異常の状態になっている人のことで、該当者は保健指導により生活習慣改善に取り組めるように専門家から支援が受けられるようになります。
健診によって、メタボリックシンドロームに該当し、もしくは予備軍と診断され、食事・運動などの生活指導を受けることは、健康管理のうえで大変役に立ちます。
これまで要注意となっても、その後の診察は本人まかせだったのです。
食事や運動の健康管理や、糖尿病などの病気に進行させないよう、健診だけに頼らず自己管理をしっかりとしなければいけない時代となりつつあります。
メタボとは?
生活習慣病と呼ばれる糖尿病・高血圧・高脂血症は内臓脂肪の蓄積が原因です。
内臓脂肪の蓄積によって、様々な病気が引き起こされた状態がメタボリックシンドロームといいます。
肥満には、
洋ナシ型?皮下脂肪型、
リンゴ型?内臓脂肪型
があります。
内臓脂肪型肥満は外見からはわかりにくく、それを判断するための手段として腹囲(へそ周り)の測定があります。
簡単におちない皮下脂肪とは違い、内臓脂肪は皮下脂肪とは違い比較的簡単につく代わりに、食事や運動に気をつければこちらも比較的簡単におとすのが可能のようです。
内臓脂肪の蓄積は、糖尿病など生活習慣病を引き起こし、やがて動脈硬化、それにともなう脳梗塞などを引き起こすと言われます。
それを防ぐためには、内臓脂肪蓄積を防ぐように、蓄積されている人ならば生活習慣病にならないように、メタボリックシンドロームと診断された人やそうなる手前の人はこれ以上病状を進行させないよう、いずれの人も食事や運動などで生活習慣を改善しましょう。
早く対処すれば、それだけ早く健康を維持できます。
2008年03月26日
カテゴリー:d.糖尿病の予防
予防
2008年03月26日
糖尿病になったら食事や運動が大切になります。
合併症への不安も起こります。
糖尿病になってから食事や運動に気をつけるよりも、糖尿病になる前に食事や運動に気をつける方がいいのです。
糖尿病にならないために、何よりも自身の健康のために、自分の生活を見直してみましょう。
●3食きちんと食事をとっていますか?
●夜更かしや朝食抜きで生活リズムが乱れていませんか?
●暴飲暴食をしていないでしょうか?
●運動不足で、体重が増加していないかなど、気にかかることがありませんか?
自分に必要なカロリー、栄養バランスを考えて食事をすることはあらゆる病気に対処する大切な方法です。
糖尿病は自覚のできる症状がある病気ではないようです。
家族に糖尿病の人がいる場合は、自身も糖尿病にかかる可能性が大きいです。
健康診断を定期的に受けるのも、大切な予防のひとつなのです。
食事は腹八分を心がけ、ウォーキングなど運動を日常生活に組み込むなどの工夫で、病の進行を防げます。
規則正しい生活を心がけ、病気を未然に防ぎ、健康な生活を送りましょう。
ペットボトル症候群
ペットボトル症候群とは?
清涼飲料水には糖分が多く含まれているのですが、
清涼飲料水を容量の多いペットボトルで飲みすぎて起こった、糖尿病性ケトアシドーシスをペットボトル症候群といいます。
ペットボトル症候群の場合、まず糖分が多く含まれるペットボトルなどの清涼飲料水を飲みすぎ
高血糖に、そして糖尿病になります。
糖尿病になると喉が渇くので、さらに清涼飲料水を飲み高血糖をさらに悪化させてしまい、糖尿病性ケトアシドーシスを引き起こします。
清涼飲料水の飲みすぎに注意し、麦茶などで水分を取りましょう。
糖尿病の人は、そのような症状にならないためにも、食事や運動に気をつけ、適切な治療を受けて症状の進行を防ぐ生活を送りましょう。
食事や運動など生活習慣を見直し、適切な治療を受けそれを守っていくことが、あなたの命や家族の生活を守ります。
2008年03月26日
カテゴリー:d.糖尿病の予防
糖尿病の原因
2008年03月26日
しくみ
糖尿病はインスリンがない、もしくは効きが悪く、血糖、すなわち血液中のブドウ糖の量が通常よりも多くなり、様々な合併症のリスクがある病気なのです。
ブドウ糖とは?
どのように糖尿病は発症するのでしょうか?
穀類(ご飯、パン類、麺類)・いも類などに含まれる炭水化物が消化されてブドウ糖になります。
ブドウ糖は、体を動かすエネルギーとなり、エネルギーとして使われなかったブドウ糖は体脂肪になります。
このように、本来ブドウ糖は脳や活動のエネルギーとして大切です。
このブドウ糖を細胞に取り込むのに必要なものが、すい臓で作られるインスリンなのです。
すい臓で作られるはずのインスリンが作られない、効きが悪い場合、ブドウ糖が細胞に取り込まれず血液中に蓄積して、血糖値が上がり、糖尿病となります。
定期的な運動がインスリンの働きを活発にさせ、体脂肪を減らします。
他の病気にかかりにくい体力をつけるため、運動療法が糖尿病には勧められます。
運動がインスリンの働きを活発して、運動量によっては低血糖になる危険性もあり、そのために医師との相談のうえで運動するのがいいとされます。
規則正しい食事や運動、薬は、このようにブドウ糖の量を調節するために重要です。
自分の体の仕組みを知って、栄養バランスのとれた食事や、血糖値を正常値に保つよう運動を続けること、適切な薬を利用が、あなたの体を守ります。
糖尿病でない人も、食事や運動に気をつけることが糖尿病、その他の病気予防になります。
2008年03月26日
カテゴリー:a.糖尿病とは
糖尿病になってしまったら
2008年03月26日
毎日の食事は、糖尿病の人にとって一番気をつけなくてはならないことです。
自宅での食事だけでなく、仕事などで外食の機会が多い人は、外食での食事の取り方を工夫しましょう。
外食のメニューはカロリーが高いので、カロリーを把握して、献立や食べる量に気をつけましょう。
普段から残すことも大事です。
揚げ物なら衣や脂身を残すなど、。
もったいないからと言って食べ過ぎはやめましょう。
和風のセットメニューだと、栄養バランスが取れており、カロリーもわかります。
丼物はご飯が多いですし、ファストフードは栄養が偏っているうえにカロリーが高めです。
一品物よりも定食などセットメニューを選び、目安量がわかりやすいものを選びましょう。
外食では、栄養が偏りがちになるので、そんな時は自宅での食事で調節しましょう。
糖尿病は、、バランスよく、そして食べすぎなければよいのです。
旅行
糖尿病の人であっても、合併症などで安静にしていないといけない、という場合以外はもちろん旅行を楽しめます。
糖尿病の人にとっては、運動をする良い機会です。
しかしインスリンや薬を処方されている人は、
飛行機に乗る場合は、必ず携帯して手荷物として持ち込むことを忘れないようにしましょう。
旅行中は運動量が増えるので、低血糖になった時のためのブドウ糖も忘れずに。
糖尿病であるという説明書を医師に依頼して作成しましょう。
同行の人に、自分が糖尿病であることを伝えておくことも忘れずに。
旅行中の食事は不規則になるので、バランスよく必要量を食べることを普段以上に心がけてください。
機内食は前もって申し出ておけば、糖尿病食で対応してくれるところもありますので、普段から情報を集めておくと良いでしょう。
旅行では、無理をせず、余裕のあるスケジュールを組み、楽しく過ごしましょう。
2008年03月26日
カテゴリー:c.治療法
注意点
2008年03月26日
健康食品の注意
健康食品の中には血糖値を下げる、とうたっている商品がたくさんあります。
糖尿病の方は、そういった商品に関心があるでしょう。
しかし、すでに医師の診察を受け、薬を処方してもらっている場合、
血糖値を下げる薬も飲んでいるので、こういった健康食品を利用すると低血糖になる恐れがあるのです。安易に宣伝に乗らず、健康食品を利用したいときは必ず医師と相談して利用しましょう。
また、薬を処方されていない場合でも、血糖値を下げる食品を大量に飲食しないでください。
複数の健康食品を利用していると思わぬ健康被害にあう危険性もあります。
血糖が正常値の人が血糖値を下げる商品を利用するのもやめましょう。
健康食品は医薬品ではないので、病気を治すものではないのです。
何よりも、その健康食品は安全かどうかわかりません。
個人輸入やインターネットで違法な成分が含まれている商品を購入して健康被害にあうことも聞きます。
健康食品に頼る食事ではなく、3食規則正しく栄養バランスに気をつけた食事と適度な運動が糖尿病の方には一番大切なことです。
中食
最近は中食(なかしょく)という言葉が使われます。
中食とは、惣菜や弁当、冷凍食品など加工食品を購入し、自宅で食べることを言います。
ライフスタイルの変化に伴い、共働きなど忙しい家庭では、惣菜や弁当は作る手間がいらず役立ちます。
しかし、糖尿病者にとっては、市販の惣菜や弁当は揚げ物が多いなどカロリーが多いため、利用には注意しなくてはいけません。
衣の厚い加工食品は手作り品よりも、衣が油を吸いやすくカロリーが多いのです。
また、その場で作り、並べて好きな量をとる包装のない惣菜には、原材料やカロリーの明記は必要ないのです。
容器包装されている加工品には、原材料の他、カロリー表示も明記されています。
全体のカロリーや、グラム数に対するカロリー、1個単位のカロリーなど表示は様々なので、必要なカロリーを計算できるように心がけておきましょう。
見かけは少なくても高カロリーのものがあるので注意してください。
特に、チョコレートなどお菓子は少量でも高カロリーです。
糖尿病では、食事の栄養バランスを考えると同時に血糖値を上げないよう、食材だけでなく加工食品に対してもカロリーに対して気をつけなくてはいけません。
糖尿病であっても調理の手を抜きたいときはあります。
そういった時には便利な加工食品ですが、食事に利用する際には注意を怠らないようにしましょう。
タバコとお酒
糖尿病になった人にはたばこやアルコールをやめるよう、指示があります。
たばこやアルコールは糖尿病にどんな影響があるかご存知ですか。
たばこの糖尿病への影響は、糖尿病に限らず肺がんなど様々な病気の発症率を上げる原因なのです。
糖尿病の高血糖が続くと血管障害が起こりますが、
喫煙はその血管障害を加速する作用があります。
血液ドロドロ状態になっているのに、それに追い討ちをかけることになります。
たばこは吸っている本人だけでなく、家族にも影響を及ぼし、
本人や家族の体を守るためにも糖尿病の人には禁煙をすすめます。
禁煙によって口寂しくなって太る人もいますが、食事療法や運動療法によって血糖値や体重を管理できるようにしていきましょう。
アルコールの糖尿病への影響のひとつが、低血糖です。
糖尿病の薬を飲んでいたりインスリン注射を使用している場合、アルコールを飲むと薬やインスリンの血糖を下げる作用が長引きます。
また、アルコールを飲むときのおつまみは塩分が多いので、食べ過ぎると高血圧を起こします。
おつまみの食べすぎ自体、カロリーの取りすぎにつながるので糖尿病にはよくないのです。
長年の喫煙や飲酒の習慣を変えるのは難しいでしょう。
しかし、自分や家族の体や生活を守ることは、とても大切です。
糖尿病である、ないに関わらず、しっかりと栄養バランスのとれた食事を取り、毎日を健康に過ごすことは大切なことです。
2008年03月26日
カテゴリー:c.治療法
食事での治療2
2008年03月26日
宅配の糖尿病食
糖尿病の血糖コントロールで大切なのは食事療法ですが、献立を考え作り続けるのは大変です。
現在、様々な業者による宅配の糖尿病食があるのをご存知ですか?
食事を作る手間が省ける利点に、カロリー計算・栄養バランスが糖尿病患者のためにしっかり考えられているので、その料理の種類・量・味付けなどが実際に目や舌で理解できる、という長所もあります。
糖尿病の方だけでなく、家族の人も糖尿病食がどんなものかを理解できます。
1食だけ、1日分など、多用な注文ができ、
食事を作らねばならない、というストレスも解消されるので、選択肢の1つとして考えてみるのもいいかもしれません。
薄味で
糖尿病や高血圧など、カロリーや塩分を控えた食事には物足りなさがあります。
しかし、薄味に慣れて素材の味を楽しめるようになれば、食事も楽しく健康になります。
美味しい薄味の料理を楽しむにはどうすればよいのかを考えましょう。
料理に醤油をかけるのが習慣になっている人は、かける前に一口食べてから考えてみましょう。
慣れると醤油なし、もしくは少量の醤油で食べられるのです。
他の調味料も適量を考えて食べてみましょう。
料理の上に調味料をかけるのではなく、小皿に調味料を入れて、それに料理を少しつけて食べると調味料の量が減らせるのです。
味噌汁は具だくさんにすると、野菜がたくさん取れて、飲む汁が少なくなるので塩分も控えめになります。
ハーブなど香辛料を用い、調味料を少なく風味よく調理するのもいいでしょう。
レモンなど柑橘類を利用もいいかもしれません。
揚げ物や脂肪の多い肉や魚を控え、蒸す、煮るなどの料理方法の利用や、脂質の少ない赤味の肉を使う工夫をすること、普段から薄味の料理を作ることは、お子さんのいる家庭ですと、幼い頃から薄味に慣れさせ、健康も守ることにつながるのです。
素材の味を楽しみ、糖尿病を進行しないよう気をつけて生活を楽しみましょう。
食物繊維をしっかりと
糖尿病の人は食事で食物繊維を多くとるように言われますが、なぜだかわかりますか?
食物繊維は胃の中に留まっている時間が長く、そのために消化吸収に時間がかかり、
食事による血糖の急激な上昇が少なくなります。
血糖値の変動の幅が小さくなり、糖尿病に効果があります。
食物繊維はコレステロール値を下げる役割があるので、心臓疾患に効果があります。
食物繊維を多く含む食品はカロリーが少ないため、食事のカロリーの取りすぎ防止になります。
また、食物繊維は腸内で脂肪を吸収するため、脂肪の取りすぎも防げ、
便秘に効果があります。
腸内環境を良くして、大腸がんになるリスクも減らしてくれます。
食物繊維をしっかりとることは糖尿病防止だけにとどまらず、様々な病気の抑制になります。
食物繊維とは、人の消化酵素で分解されない性質のものを指す総称で、豆やイモ類、穀類や野菜、海藻などに含まれています。
食物繊維の多い食事は、よく噛まないといけないものが多く、そのため少量の食事で満腹感を得られるようになります。
このように、食物繊維には長所がたくさんあります。
もちろん取りすぎると栄養が行き渡らなくなるという弊害もありますが、現代の日本人は食物繊維不足なのです。
通常の食事をきちんと取っている限りは、大人の場合心配はありませんので、
栄養バランスに気をつけ、食物繊維をしっかり取り、糖尿病の進行・防止に努めましょう。
2008年03月26日
カテゴリー:c.治療法
食事での治療1
2008年03月26日
糖尿病の食事療法で用いられる食品交換表は、約500種類の食品を主に含まれる栄養素によって以下の6つに分類されています。
表1 主食の仲間
表2 くだものの仲間
表3 魚・肉・大豆・チーズ・卵
表4 乳製品の仲間(チーズは除く)
表5 油の仲間
表6 野菜の仲間(海草、きのこ、こんにゃくを含む)
日常食べる食品がどのグループに入っているのかを知っておくと、栄養バランスの取れた食事を取れます。
食品交換表の中では、80キロカロリー=1単位として計算し、この6表と調味料・塩分の値も加わります。
医師より1日の身長、体重、年齢、性別や仕事内容などを考慮してエネルギー摂取量を指示されますので、各表の中で配分して献立を決めて食事をとるといいでしょう。
栄養バランスが取れた食事を取ることは、糖尿病の進行を防ぐ大切なことです。
調理方法も煮る、焼くなどカロリーが高くなりすぎないよう、よく考え、工夫しましょう。
牛乳や果物は献立に応じて3食の中や間食でとり、塩分量を守るため、味付けは薄味にしましょう。
単位数を守るためには、1単位はどのくらいの量になるかを実際に測って、調理し、食べてみて、自分の目やお腹で覚えると、外食でも、どのくらい食べればいいのかがつかめてきます。
食事療法の基本は
1.腹八分目にして
2.食品の種類はできるだけ多く取る
3.脂肪は控えめで
4.食物繊維を多く含む食品(野菜、海藻、きのこなど)を食べる
5.3食を規則正しく、ゆっくり、よく噛んで食べる
最初から完璧に指示通りに食事をとるのは難しいです。
少しずつ、指示された単位に近づけるように心がけると規則正しく栄養バランスのとれた食事で、糖尿病の進行を防げるでしょう。。
2008年03月26日
カテゴリー:c.治療法
運動での治療
2008年03月26日
食事と運動、両方が糖尿病の治療の基本になります。
運動をするための筋肉を動かすエネルギーには、ブドウ糖(血糖)が必要です。
すなわち、運動する=血液中の余ったブドウ糖が、筋肉の細胞内に取り込まれること。
その結果、血糖値は下がります。
運動はインスリンの働きが悪い糖尿病の人には欠かせません。
運動療法は、脂肪の利用による体重の減少・ストレス解消・体力の増強で健康な体づくりに効果があります。
血糖値は食事の後1時間または1時間半でピークになるので、この時に運動を開始すると血糖を抑えられるようです。
運動はウォーキング、ジョギング、水泳など有酸素運動がいいでしょう。
毎日できなくても、週3回、1日おきと、できる範囲から始めてください。
また、通勤や買い物などの途中で、歩く時間を作るなど生活リズムの運動を組み込んでみましょう。
掃除や階段を歩くなど、日常の動きも運動になります。
ただし、血糖値が極端に悪い時、高血圧などの場合は、運動によって合併症を起こす事もあるので、
運動療法は、医師と相談の上、適切に行いましょう。
ただし、運動だけでは血糖のコントロールはできないのです。
規則正しい食事を取ったうえで、運動を続けることにより上手に血糖値をコントロールできます。
2008年03月26日
カテゴリー:c.治療法
妊娠からの糖尿病
2008年03月26日
妊娠糖尿病
糖尿病でなかった人が妊娠により血糖値が高くなった症状をいいます。
血糖値が高いと巨大児(4000g以上)になったり、難産になったり、出産後本当の糖尿病になるリスクが高くなります。
妊娠すると胎盤から出るホルモンによってインスリンの作用が弱まり、妊娠中は普段よりも多くの量のインスリンが必要とされますが、その量が足りないと糖尿病を発症することがあるのです。
妊娠糖尿病の一番大きな原因は、糖分の取りすぎです。
お菓子や果物を食べ過ぎないよう気をつけ、
食事のバランスを考えて糖分を取りすぎないよう気をつけましょう。
つわりが終わってから食欲が出るようになりますが、食べすぎないよう気をつけましょう。
ファストフードや加工食品は避けましょう。
運動も血糖値を下げるのに大切です。
散歩やマタニティスイミングなど、妊婦さんに合った運動があります。
無理をせず続けられる運動で体調を管理しましょう。
食事と運動に気をつけて過ごして、お母さんにも赤ちゃんにも良い状態にしてあげましょう。
またストレスを溜めないよう、心がけてください。
また、妊娠前から糖尿病にかかっていて気づいていなかったという可能性もあります。妊娠前にきちんと糖尿病の検査を受けることも大切です。
糖尿病合併妊娠
糖尿病の女性が妊娠した場合、糖尿病合併妊娠となります。
糖尿病合併妊娠のリスク
糖尿病性ケトアシドーシス(高血糖のため、全身嫌悪感、激しい腹痛やこん睡状態に陥ることがある症状。)
妊娠高血圧、
早産
羊水過多症(羊水過多症とは、羊水が多くなってしまい母体に影響を及ぼす状態。)
などがあります。
羊水過多症になると子宮が膨らみ、下半身にむくみや痛みが出たり、呼吸が苦しくなります。
また、分娩時に赤ちゃんが巨大児であれば、帝王切開率が高くなり、産道裂傷などのリスクも高くなります。
妊娠初期に高血糖であると赤ちゃんも高血糖になり先天奇形になる危険があります。
赤ちゃんが巨大児や、逆に低出生体重児になる危険もあります。
出産後は、赤ちゃんが低血糖などになりやすいので、充分に経過を見守らなければなりません。
そのため、糖尿病の女性は妊娠前には血糖値をコントロールして、
糖尿病性網膜症や腎症などにもかかっていないか調べましょう。
かかっている場合にはきちんと治療し、妊娠してよい状態にしておきましょう。
食事療法は妊娠中であっても、血糖値のコントロールの基本です。
お母さんとおなかの赤ちゃんのためにも規則正しく栄養バランスの取れた食事をしましょう。
また、産後、赤ちゃんへの母乳育児はできます。
インスリンは母乳から赤ちゃんへは移動しないのです。
母乳を与える場合、お母さんはエネルギーを消費するので低血糖になりやすくなり、
産後は忙しいので、食事が不規則になったり、寝不足などで血糖コントロールがおろそかになります。
しかし、赤ちゃん、そしてお母さんの体を守るためにも、生活習慣を乱さずに過ごしてください。
2008年03月26日
カテゴリー:b.糖尿病の種類
高齢者の糖尿病
2008年03月26日
加齢によりインスリン分泌や効き方が低下するために
糖尿病になる人は年齢とともに増えます。
高齢者が糖尿病になった場合、加齢による他の病気や合併症をおこします。
高齢者は動脈硬化も起こりやすく、血糖をコントロールしておかないと脳梗塞など合併症を引き起こしがちです。
基本的には、高齢者であっても糖尿病には食事療法と運動療法が必要になってくるのです。
しかし、高齢者は身体の機能の低下を考え無理せず行います。
食事に対する注意点は、長年の食事の嗜好が定着して簡単に変えられないため
薄味の糖尿病食に馴染めません。
男性の一人暮らしの場合など、糖尿病食を作るのが難しいでしょう。
家族と一緒に暮らしていない人、もしくは昼間は1人になってしまう人には、そばにいて配慮したり、注意したりする人がいないのも問題のひとつです。
さらに、食事療法で用いられる食品交換表を使いこなすのが難しく自己流の食事になってしまう可能性もあります。
ヘルパーの派遣や訪問看護サービスなどをうまく利用して、症状を悪化させない工夫をしましょう。
運動療法も体力の低下や持病で、体調を悪化させたり、関節炎や骨折を引き起こしかねません。
運動に関しては医師と相談の上、どのような運動を行ったらよいのか決めて、
無理しないように気をつけましょう。
2008年03月26日
カテゴリー:b.糖尿病の種類
子供の糖尿病
2008年03月26日
糖尿病は、
1型 大きく分けてすい臓でインスリンが作れない。
2型 生活習慣が原因
に分けられます
日本人の糖尿病の人の1型の割合は5%、2型は95%です。
1型の原因はウイルスとも遺伝子とも言われ、原因不明で、生活習慣とは無関係のようです。
1型は子どもの発症者が多いので、小児糖尿病とも呼ばれます。
1型糖尿病の人は、血糖コントロールのインスリンがかかせません。
しかし、子どもの場合は成長するためのエネルギーが必要なので、食事の制限よりも血糖値をコントロールすることが大切になります。
1型は運動や食事によって血糖値が変わりやすく、低血糖・高血糖どちらにも注意が必要です。
しかし、血糖をうまくコントロールできれば、通常生活できます。
子どもや若年層に多いのが1型ですが、近年、生活環境の変化から子どもにも2型の糖尿病が増えています。
2型でも、子どもの場合はやはり成長のためのエネルギーが必要なので、成長に見合った食事は必要ですが、著しい肥満である場合や成長が止まった場合には、大人と同じように食事制限が必要なのです。
1型・2型いずれであっても、子どもの糖尿病は大人の糖尿病以上に家族の支えが必要です。
規則正しい食事の管理と子どもの体調管理は、子どもの努力と同時に家族のサポートが不可欠なのです。
医師との連携もとりながら、正しい情報を得て、子どもの健康を維持しましょう。
2008年03月26日
カテゴリー:b.糖尿病の種類
家族の支え
2008年03月26日
家族が糖尿病になったら
家族が糖尿病だとわかったら、本人、家族もまた糖尿病に関してどう対処していいのかわからず不安に感じます。
一緒に医師から話を聞くのがよいでしょう。
そうすることで、病気への理解が深まりますし、疑問に思うことも直接聞けます。
医師も患者本人1人に話すより、家族にも理解してもらった方が安心できます。
糖尿病教室などに一緒に出席してもいいでしょう。
本人だけでなく家族が知っていたほうが良いこともあるからです。
家族の食事に関しては、糖尿病食を作ったり、食しているのを見ると辛いものです。
けれども家族も食生活を見直す良い機会なのです。
2型糖尿病であれば、家族もまた糖尿病になる可能性が高いです。
家族全員の健康を維持するために、家族全体の食事を見直し、栄養バランスのとれた食事を取るよう心にしましょう。
ストレスもまた、糖尿病を悪化させる原因です。
学びの場
糖尿病になると食事、運動など普段の生活で気をつけることが多くなります。
食事の栄養バランスやカロリー・コントロールなどを身につけるのに戸惑います。
多くの情報を得て、、糖尿病や生活習慣病についての学びの場があります。
糖尿病の人のための糖尿病教室や糖尿病料理教室を開いている病院がたくさんあります。
糖尿病教室は普段の食事の取り方、食品交換表の使い方や外食の取り方、運動方法、薬について、など糖尿病についての情報を幅広く学べる場です。
料理教室では、料理を実際に作って、食事をとることで、献立や栄養バランスの取り方を学ぶと同時に、同じ病気の人達との交流を持つ機会になるでしょう。
糖尿病の人だけでなく、家族の人、糖尿病予防を考える人も参加して、情報を共有することが大切です。
学びの場は、自治体の広報、フリーペーパー、インターネットなどで知ることができます。
知ることで、自分を守れるのです。
2008年03月26日
カテゴリー:a.糖尿病とは
症状
2008年03月26日
症状
糖尿病は自覚症状がなく、健康診断で高血糖を指摘されてわかることが多い病気です。
指摘されても放置して、合併症が起こってから治療を始める人もいます。
糖尿病の症状を知っておけば、健康診断を受ける前に治療をはじめ病気の防止、進行を防ぐことができます。
糖尿病の主な症状
・水をよく飲む。
・尿の量が多くなる。
・喉がよく渇く。
・疲れやすくなる。
・食べているのに体重が減少する。
このような症状に心当たりのある人は、診察を受けてみましょう。
症状がなかったとしても、規則正しく栄養バランスのとれた食事や適度な運動をすることは健康を維持するために大切なことです。
また、糖尿病と診断された場合では、より一層、摂取カロリーを守り、食事や日々の運動を心がけ高血糖にならない生活を心がけてましょう。
●3大合併症
糖尿病では、血糖値を正常にするため食事や運動に気をつけます。
しかし、うまく血糖値をコントロールできない場合どうなるのでしょうか。
糖尿病での高血糖が続くと血管障害が起こります。
この血管障害には、細小血管障害と大血管病変(動脈硬化)の2つがあり、
細小血管障害は糖尿病特有の合併症で、以下に挙げる症状が三大合併症として有名です。
・糖尿病網膜症
網膜の血管が出血し、進行すると網膜はく離や血管新生緑内障によって失明の危険があります。
進行すると眼科的治療が必要です。
手遅れにならないように、眼科での定期受診が必要です。
・糖尿病腎症
はじめは自覚症状がないのですが、
進行すると、むくみ、血圧の上昇があります。
さらに進行すると、腎不全が起き、透析が必要になることもあります。
血糖の管理がうまくできていても、血圧が高いと進行してしまうので血圧の管理も重要なのです。
糖尿病腎症は、透析治療が必要となる場合の最も多い原因です。
・糖尿病神経障害
しびれや、感覚が鈍くなるという知覚神経障害や、立ちくらみ・汗のかき方に異常が出てくる自律神経障害などがあります。
場合によっては糖尿病と診断される前に症状があります。
糖尿病によって起こると知っていれば早期発見できます。
このような合併症を防ぐには、普段の食事や運動など生活習慣を規則正しく行うことです。
血糖値だけでなく、血圧や手足のしびれ、目の状態などにも気をつけることが必要です。
●動脈硬化
糖尿病での高血糖が続くと血管の障害が起こります。
この血管障害には、細小血管障害と大血管病変(動脈硬化)があります。
動脈硬化とは、大血管、つまり心臓や脳、脚などの動脈の壁に変化がおきます。
動脈の壁が傷ついて内皮障害が起き、慢性の炎症のような状態になり、
次第に動脈の壁が硬く厚くなり、血液が流れにくくなります。
動脈硬化は進行しているのに気づかず放置したままだと、突然動脈が詰まります。
それが動脈硬化の恐ろしいところなのです。
心臓の動脈が詰まると心筋梗塞、脳の動脈が詰まると脳梗塞、脚の動脈が詰まると壊疽(えそ)が起こります。
動脈硬化と同時に知覚神経障害が起こります。
感覚がにぶっているので低温火傷など細菌感染も起こりやすくなり、壊疽のリスクが高まります。
最悪は切断しないと命にかかわるという危険性もあるのです。
●歯周病
高血糖の影響は口の中にもあらわれます。
血の巡りが悪くなり、歯周病になります。
血管の障害のため、白血球の機能が低下し、炎症が起こった場合に治癒力が弱まり、歯周病が悪化します。
そのため、糖尿病で歯周病に悩む人は多いようです。
また、歯の治療によって、糖尿病であると判明することもあります。
きちんと食事を取り、糖尿病を進行させないこと・口の中の清潔を守ることが大切です。
歯周病や虫歯を放置しておくと、当然食事を満足にとれません。
そうなると食事バランスをうまく保てなくなり、糖尿病を悪化させ、歯周病も悪くなってしまいます。
糖尿病も歯周病も治療して、健康を保つよう心がけましょう。
2008年03月26日
カテゴリー:a.糖尿病とは
糖尿病とは?
2008年03月26日
糖尿病とは
糖尿病とは、血液中のブドウ糖を調整するインスリンの作用不足で、血液中の糖分が多くなる病気です。
ブドウ糖は体を動かすエネルギー源で、血糖値が高いということは、エネルギー源が体に行き渡らず血液の中に溢れてしまう状態をいいます。
こうなるとエネルギー源が体に届かないので、全身のエネルギーが足りず、様々な合併症を引き起こしてしまいます。
年々糖尿病の患者数は増えています。
治療の基本は日常生活の強度に合った食事(食事療法)や運動療法です。
これで十分な効果が得られない場合は、血糖降下剤などの内服薬、インスリン注射等の薬物療法を用います。
糖尿病は大きく分けて、自己免疫異常でインスリンが作れなくなる1型か、生
活習慣が原因の2型があり、ほとんどの患者が2型になります。
2型の主な原因は、高脂肪食の過剰摂取や運動不足。
加えて過食・肥満・ストレスも原因となります。
遺伝的要素も強いです。。
2型糖尿病の場合は、食事療法や運動療法でまず血糖値を下げるコントロールします。
1日の食事の適正量は、身長、体重、年齢、性別や仕事内容などを考慮して医師が指示します。
医師から食事療法の指導を受けた際に糖尿病食事指示票が渡されますので、それに応じたバランスの良い食事を取ることが大事です。。
朝食・昼食・夕食・間食でどれくらいずつ食べるかを、食品交換表を使用して配分するよう、指示を出されることが多いようですので、それに従って献立を考えていきます。
2008年03月26日
カテゴリー:a.糖尿病とは
